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職業訓練とは?
パソコン教室でも
実施しているの?
習い事には当然費用がかかりますよね!パソコン教室も費用がかかります。
教室によって料金体系は異なりますが「入会金・月謝・回数制・コース料金」などなど、費用がかかるものです。
そこで今回は、
などなどこちらの疑問も併せて見ていきましょう!
実際に私もパソコンの勉強をしていた時期があったのですが、無料でパソコンスクールへ通いパソコンスキルを身に付け、パソコン資格(MOS)まで取得することができました!
ではまずは「職業訓練」というものはどんなものなのかを見てみましょう!
「職業訓練とは」、希望する仕事に就くために必要な職業スキルや知識などを習得することができる公的制度です。
職業訓練には、以下の2つがあります。
では次にこの2つの違いを見ていきましょう!
公共職業訓練とは、「職業能力開発促進法」という法律に基づいて実施されてきた職業訓練です。
雇用保険料の積み立てを財源として運営されているため、公共職業訓練の受講対象者は原則として「雇用保険受給資格者」が受講可能な職業訓練となります。
失業保険を受け取りながら、講座を受講することが可能です。基本的に受講料は無料ですが、1年以上など長期の口座については有料のものもあります。なお、テキスト代や作業服、工具代、保険料などは実費負担が必要です。
雇用保険に加入していなかった就職困難者にも就職支援が必要ということで、平成21年夏に緊急人材育成就職支援基金が創設され、この基金を運用して行う基金訓練制度が発足しました。
ただ、この基金訓練はあくまで緊急的なものだったため、3年間の時限措置でした。
ですが、雇用保険を受給できない方(非正規労働者、長期失業者など)等に対するセーフティネット機能を持つ仕組みはやはり必要として、「特定求職者就職支援法」という新たな法律ができ、法律に基づく恒久的な制度として生まれ変わったのが「求職者支援訓練」です。
このように「公共職業訓練」「求職者支援訓練」のどちらに該当をするかは、「雇用保険受給資格者」であるかどうかで分かれているということですね!
では次に「公共職業訓練」「求職者支援訓練」のそれぞれの違いを見ていきましょう!
公共職業訓練には2種類あります。
このことを知らないと、ハローワークでの相談時に担当者と話がかみ合わないとか、全く違ったアドバイスを受けてしまうことがよくありますので、しっかりと知っておくほうがよいですよ!
以下の2種類です。
国が運営する「職業能力開発促進センター(ポリテクセンター)」「職業能力開発大学校」「職業能力開発短期大学校」と、「(独立行政法人)高齢・障害・求職者雇用支援機構」のポリテクセンターのアビリティーコース」「都道府県立公共職業訓練校」の施設内訓練とがあります。
似たようなものですが、いずれも訓練校の常設・直営訓練です。
都道府県立の公共職業訓練校が、民間企業や専門学校などに「委託」して数ヶ月間の職業訓練を実施させることがあり、これを「委託訓練」と言います。
一般的に3か月~6か月など施設内訓練より短期間のものが多いようです。
同じ施設で「公共職業訓練」と「求職者支援訓練」の両方とも実施しているケースも多いので、見た目では見分けがあまりつきにくいです。
ですので情報報収集時に注意が必要です。どちらの訓練なのか、しっかりと見極めてください。
求職者支援訓練には以下の2種類があります。
こちらはその方の社会人経験や、ニーズに合わせて以下の2つから選ぶことができます。
このようなことから、
「基礎訓練」・・・社会人経験のない人向け
「実践訓練」・・・特定分野の専門知識を身につけて就職したい人向け
と、捉えていただければと思います。
ではそれぞれのどのような講座があるのか、実際に実施をされている講座の中身を見ていきましょう!
※東京都で令和4年7月開講の講座
※東京都で令和4年7月開講の講座
※eラーニングコースは、別途受講対象者の制限があります
講座の数からみても、「基礎訓練」の開催は非常に少ないようです。
また、パソコンに関する講座が非常に多いですね!
東京都の講座を例に羅列をしましたが、都道府県によって多少の違いはありますがほとんど講座内容は変わらないといってもよいでしょう。
求職者支援訓練の中には、以下のような訓練もあります。
いかがでしたでしょうか?
職業訓練といっても様々な種類と、様々な講座がありますね!とりわけパソコン系の講座が多いというのもわかりました。パソコンを使うスキルが求職者に必要とされ、また求人側も必要としているからなのではないかと思います。
こういった職業訓練を利用してスキルアップを目指すのもよいですが、メリット・デメリットもあります。
ご自身のスタイルに合わせて職業訓練を利用するか、民間のスクールに通うかをお決めいただければよろしいかと思います。
もしパソコン教室に通おうとされている方は、こちらもご参考にどうぞ!